こんにちは。BELL WOOD広報担当です。
こちらのブログではBELL WOODの塗装内容や外壁塗装に関する知識などをお伝えしております。
今回も皆様にお役立てできる情報をお伝えしていきます。
さて、早速ですが今回は外壁塗装の耐用年数に関するお話です。
耐用年数とは塗装をしてからどれくらい長持ちするのか、という目安の年数のこと。
新築で家を建てた方、かつて塗装をされた方。
いつまでその塗装がもつのか、次回の塗装の適切なタイミングはいつなのかご存知でしょうか?
こちらの記事を読んで頂ければ外壁塗装や屋根塗装の耐用年数が理解でき、塗装をすべき時期を判断することができます。
また、経過時間に関わらずメンテナンスをするべき判断基準もご紹介しますので、ぜひとも最後まで読んでみてください!
では早速結論からお伝えします。
外壁塗装の一般的な耐用年数は10年、と言われています。
しかし一概には言えず、塗料の種類によっては10年〜20年、新築直後であれば30年は持つ場合もあります。また、雨や風、紫外線や排気ガスなどに日常的にさらされる場所ですと上記よりは短くなる可能性はあります。
年数の増減には様々な要素がありますが、基本的には塗装する塗料の種類によって変わってきます。
そちらも具体的に説明致します。
外壁塗装の塗料には様々な種類がありますが、こちらでは一般的に使用される塗料を中心にご紹介していきます。
(耐用年数)5年~7年
発色が良く重ね塗りがしやすい塗料です。
基本的には安価ではありますが、その分汚れやすく耐久性が低いとも言われています。最近ではあまり使われていません。
(耐用年数)6年~10年
光沢がありながら伸縮性があり外壁との密着性も高いです。
こちらも比較的安価でコストパフォーマンスが良いと言われています。
(耐用年数)7年~15年
耐久性が高く、外壁だけでなく屋根や付帯部の塗装にも使われています。
耐用年数と価格のバランスが取れた塗料であり、現在最も普及していると言われています。迷ったらこちらです!
(耐用年数)12年~16年
2012年に発売された耐久性の高い新しい塗料です。
シリコン塗料と同様にコストパフォーマンスが高いとされていますが、まだ新しい塗料なので不確かな部分もあります。
(耐用年数)15年~20年
防汚性、防水性、耐熱性などどの要素でもとても高いパフォーマンスを示しますが、やや価格は高め。
一般的には商業施設などで使われていますが、近年は住宅にも使われるようになりました。
(耐用年数)17年~20年
セラミックやケイ素などの無機物を主成分にした塗料です。
耐久性はトップクラス。劣化も起こりにくいです。
その分価格も割高になります。
以上が一般的に使われる塗料とその耐用年数です。
こちらを知っておくと、塗装工事を頼まれる際に判断する材料になるかと思います。
塗料については理解できたかと思いますが、塗料はあくまで外壁の表面部分。
他にも経年劣化する箇所はありますのでそこを疎かにすると住宅全体の劣化に繋がっていきます。
そちらも紹介していきます!
(耐用年数)20~50年
外壁材とは塗装を施す下地部分のこと。こちらも劣化すると交換やメンテナンスをする必要が生じますので注意して下さい。
下地材も塗料と同じように種類があり、それにより耐用年数も変わってきます。
一般的なものの例として
・サイディング 20年~30年
・モルタル 30年
・タイル 30年~50年
とされています。
今一度、ご自宅の下地材を調べてみると良いかもしれません。
(耐用年数)7~15年
シーリングとはサイディングの目地や窓際に利用されているゴム状の素材のことです。
こちらは外壁塗装のタイミングで交換するのが基本とされていますが、あまりに劣化が進んでいると交換が必要です。
(耐用年数)6~15年
屋根は雨風や紫外線にさらされているので一般的には外壁より耐用年数は短いです。
塗装をする際に防水性や耐久性の高い塗料にすることで長持ちしますのでそちらをお勧めします。
以上が外壁塗装その他の耐用年数になります。
皆様、大分理解できてきましたね。
さてその上で、上記の耐用年数はあくまで目安であるということを理解しておきましょう。
10年もつって言われたから10年放置しても大丈夫!
というわけではなく、ご説明したようにお住まいの周りの環境次第で耐用年数は変化していきます。
そこで、ここではご自身で判断できる方法をご紹介します。
下記をチェックして、お住まいの外壁の状況を確認しましょう!
チョーキングとは外壁の塗装が粉状になる現象で実際に壁に触れてみて指に粉がついたら進行している証拠になります。
経年劣化や施工不良等で起こる現象ですが、この兆候が見えると外壁塗装のタイミングかもしれません。
色褪せていると塗料の膜が薄くなっているのみならず、壁が水を吸って防水性が損なわれているかもしれません。実際に壁に水をかけ、水を弾けば問題はありませんが吸い込んでいるなら修繕が必要です。
塗料の膜のみならず、外壁材まで劣化が進行している可能性もあります。
塗料の膜が剥がれて外壁材が剥き出しになっている状態です。こちらも外壁材が劣化して費用がかさむので施工はお早めにされることをお勧めします。
また、剥がれていないまでも塗膜が膨れて外壁材との間に空間があると剥がれの原因になります。こちらも早期の修繕が必要です。
浅いヒビはチェッキング、深いヒビはクラッキングと呼ばれます。
どちらも雨漏りの原因や虫の侵入経路になったりと大きな問題へと繋がりかねません。すぐさま修繕を検討して下さい。
また、鉄製の壁面の場合はサビにも注意が必要です。
以上が外壁塗装の耐用年数に関する知識とチェックポイントです。
皆様、理解できましたでしょうか?
上記の通り塗料の選択も大切ですが、外壁を長く美しく保つにはご自身での日々のメンテナンスも効果があります。
掃除をして汚れやカビなどを取り除くことで劣化を遅らせられることもあります。
また、耐用年数は業者の技術力で決まるとも言われています。
技術が足りなければ1年で剥がれることもあるとか…。
もちろんBELL WOODではお客様に満足して頂けるような、丁寧で確実な施工を心がけております。
外壁塗装に関する不安、お悩み、あらゆることを誠意をもって解決させて頂きます。
今後もこちらのブログでは外壁塗装に関わる様々なテーマの記事をアップしていきますので、是非ご覧下さい。