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© BellWood Co.,Ltd.
2021.04.23

色は5色でできている!? 外壁塗装に大切な『調色』のご紹介

こんにちは!BELLWOOD広報担当です。
 今回は、塗料の『調色』についてご紹介致します。 


【調色とは??】

調色とは「色を混ぜ合わせて、好みの色を作ること」を言います。
皆さんも図工や美術の授業で、絵の具の色を混ぜ合わせて、色を作ったことはありますよね?
塗料においても同様に色を混ぜ合わせて、必要な色を用意します。

・好みの濃さ・淡さの色を使いたい
・差し色にオリジナルの色を少量使いたい
・既存の色と違った味わいを出したい
などの場合に、塗料の調色を行います。

調色は実はコスト的なメリットもあります。
・様々な色の塗料を購入する必要がない
・色を組み合わせるので、塗料を無駄にしない
などが挙げられます。

塗装の現場ではこの調色でお客様と打ち合わせで決めた色を作っていきます。
今回はBELL WOODの調色方法を披露していきます。


【調色の準備】

まず、調色に必要な下の道具を準備します。

・試し塗りする物
・混ぜ棒
・調色用の塗料(赤、黄、黒、青)
・ベースとなる塗料(白)

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実は塗装する色は赤・黄・黒・青・白の5色の塗料を組み合わせて作られています。
この5色を調色することでほとんどの色を作ることができるのです。
青色と言っても、淡い青、くすんだ青、鮮やかな青など、いろんな色がありますし、
お客様によってお好みの色は全然違うので、理想とする色を調色によって作っていきます。


【調色作業】

では、調色作業スタート!
初めに、作りたい色をイメージすることが重要です。

調色で作り出すイメージした色が何色(赤、黄、黒、青)が多く含まれているかを考え、
ベース塗料(白)に比率が多い色から順番に足していきます。

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特に、黒や赤は微量でも色が変わりやすいため、調色の際には加える量を微調整しながら配合する必要があります。

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また、調色用の塗料を足したときにしっかりと混ぜることも大切です。
色が混ざりきっていないと、塗装作業の途中から色が変わってしまうからです。

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時には、なかなか思い通りの色にならず、継ぎ足し継ぎ足しで配合していくと、塗料の総量が増えてしまうことがあります。
そのような時は、ペットボトルや紙コップなどに少量の塗料を入れて、使う色や配合量、比率などを確認して少量のイメージした色を作ります。その後に本番に使用する量の調色した塗料を用意します。

いきなり調色を大量に行なって、誤ってしまうと無駄に塗料を使用してしまうことになってしまうので、この少量でのイメージ作りは大切です。


【調色した色の試し塗り】

近い色になったら、試し塗りをします。

この時、光に当たった状態で色味を確認することが重要です。
暗いところで確認をしてしまうと、後に光が当たった時にイメージする色と違ったとならない様にするためです。

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試し塗りをしていき、イメージと異なる場合は足りない色味(微量)を足して調整します。

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色の濃淡を比較し、調整・試し塗りを繰り返し行います。
色が濃くなってしまったときは、白を加えて色を淡くしたりします。
調色では理想の色になるまでこの調整を何度も行なっていきます。

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ローラーを使って、試し塗りをします。

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イメージどおりに調色することができました!

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慣れないうちは、色のイメージや配合などが思い通りにいかず、手間と時間がかかってしまうこともありますが、試行錯誤を繰り返しながら、根気強く経験を積み重ねて、お客様の理想の色を調色ができる様に精進していきます!

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